※プログラミングとは、本記事では「WEB」関連のプログラムを指しております。
iPad(Pro)でプログラミングは出来る。ただしPC環境ほどではない
・基本的には、iPad内のアプリでテキストエディタを使って書いたソースをオンライン実行環境(いわゆるWEBサーバ)にアップロードして、ブラウザで動作確認する。という流れのことはできると思います。
・つまり、iPad内で仮想サーバなりを立てて、動かすのは厳しいと思います。
なのでいっそのこと、お金がかかりますが別の奥の手を使います^^;
そちらも記事にしておりますのでご覧くださいませ。
iPadでプログラミングする!のは無理っぽいから奥の手を使った方が早いです。
iPadアプリの限界!?用意できるのは以下の2つの機能をもつアプリ
1.テキストファイルをコーディングするためのアプリ
2.サーバにアクセスして、ファイルをダウンロードしたりアップロードしたり、もしくは、サーバー上のファイルを直接書き換えることができるアプリ
以前、離島の旅館に宿泊した時にiPadでWEBサイトの編集ができずに困ったという記事を書きました。
その後、色々アプリを検証して、現在実践している内容を書こうと思います。
ちなみに、
iPadの使い方・活用方法という書籍や雑誌が出ていて結構読み漁っていますが、
イラストを書いたりなど、そっち系の活用方法がほとんどで、
プログラミングの話はほぼ出てこないですね^^;
今回やること
という内容です。
PHPなどテキストファイルを直接編集して完了できるプログラムに最適です。
デプロイ、コンパイルが必要なプログラムは厳しいです。
例えば、私は Amazonデータを抽出してダウンロードできるサービスのサイトを運営していますが、
プログラム自体は、サーバー上にありますので、
何かプログラム修正が必要な場合には、そのサーバにあるプログラムファイルを書き換えてあげる必要があります。
パソコンでその作業をする場合には、通常、パソコン上にある原本のプログラムファイルをテキストエディタや統合開発環境(IDE)ツールにて修正して
さらに FTP ソフト などで、サーバーにファイルをアップロードします。
iPadだと何か大変なのか?
パソコンでやっていることをそのままiPadでやろうとする時、
障害となるのはアプリの種類です。
パソコンは様々なソフトが出ていますが、iPad(iOS)は、少ない印象です。
もちろん、今後もっと出てくると切望しています!
そこまでして なぜiPadでプログラム修正したいのか?
小さなノートPCでも、重量は1.2kgほどはあります。
iPad Pro + Bluetoothキーボードで700g程度なので、
肩掛けカバンの紐が肩に食い込む具合が全然違うのです(笑)

それを証拠に、Microsoft Surface Pro6 を導入して、同じように自席でパチパチやっていたら、
「それ自分のパソコンPCですか?」と速攻で、数人に見つかりました(^^;)
Surface Pro6 も小さいPCで、かなり浅く角度を付けてやっても、パソコンぽさは出てしまうようです。
コンパクト加減でいうと、狭いカフェのテーブルでの作業のしやすさや、側から見てもノートPCをいじっていると明らかにパソコンしてるなー感が出ますが、iPadを浅い角度で使っていると気づかれにくい感じです。
また最近では、大容量のポータブルバッテリーもお得に購入できますが、ノートPCを充電するほどの電力量はないですが、iPadなら充電可能です。
それでは、私が使用しているアプリをご紹介しようと思います。
アプリ導入手順その1 AppStore で Code Editor by Panic を検索

アプリ導入手順その2 AppStore で Code Editor by Panic を購入

Code Editor の 使用方法
Code Editor のアイコンは以下赤囲みのものになりますのでクリックして起動します。
こちらがアイコンクリック後のCode EditorのTOP画面です。
登録した接続先の一覧画面になっています。

初期は何も登録されていないので、一覧には何も表示されていません。
リモート接続情報を追加する
それでは、リモート接続情報を追加していきましょう。
リモートとはつまり、レンタルサーバなどです。

画面右上の「+」ボタンを押すと「新規サイト」登録 or 「新規サイトグループ」登録の選択肢が表示されます。

グループというのはフォルダのようなものです。
プロジェクト毎にいくつか接続先がある、仕事のカテゴリなどで分けても良いですね。
グループを作成しなくても、サイトを登録すると先ほどのトップ画面に直接サイトが表示されます。
フォルダ分けをしなくても良い場合はグループ作成は不要です。
今回は作成してみます。「新規サイトグループ」をタップしてみます。
グループ名入力画面が出ますので、入力して右上の保存ボタンを押します。

すると、登録したグループがフォルダマークで一覧に表示されました。

作成した「テストグループ」をタップして中を見てみます。
当たり前ですが、まだ何もない状態です。

右上の「+」ボタンを押して「新規サイト」をタップします。
そうするとサイト名の入力画面が表示されます。

「テストグループ」の中に入ってから、新規サイトを追加しようとしているので、赤枠の部分が「テストグループ」が選択されている状態になっています。
他のグループの中に作成したい場合は、この「テストグループ」の部分をタップすると、別のグループも選べますし、グループ内に作成しない場合は「サイト」を選ぶとTOP画面に登録されます。
青枠のところにリモート接続先の名前 = 自分が分かりやすいもの を入力し、右上の完了ボタンを押すと登録されます。
これだけですと、ただリモート接続先の入れ物を作っただけですので、実際に接続先の情報を入れていきます。
上記画面画像の緑枠の葉っぱマークがありますが、これが先ほど名前入力のタブを表しています。
その隣の、地球マークが接続先の情報入力画面になります。